和歌山市では教育の情報化の取り組みについて、和歌山市立教育研究所の岡本さんのお話をうかがいました。
和歌山市は全国に先駆けて2007年度から小学校にタブレットPC 約1300台を導入し、タブレットと手書き学習ソフトを活用した教育を始めました。
このためにマイクロソフトと共同で進めたICT(Information and communications technology)を活用した学力向上のための研究プロジェクト「和歌山市Wプロジェクト」を立ち上げました。
2007年度は「タブレットPC活用による基礎学力の向上」を研究テーマに
(1)5年生2605人を対象に、小学館手書きデジタル学習システム活用と学力の向上
(2)全教員1048人への意識調査
(3)教員1048人を対象に、年2回のICT活用指導力調査
を行い、翌年はこれに加えて各教科でのICT活用に範囲を広げていきました。
こうした取り組みは今は全国に広がっています。
先日も朝日新聞にタブレットPCを活用した「反転授業」の記事が出ていて興味を持ちましたが、土浦でも活用を考えていかなくてはいけないと思いました。