3月19日に市内の公立幼稚園の卒園式がありました。
去年、運動会の模様をブログでご紹介しましたが
土浦小学校の建て替え工事に伴って土浦幼稚園は園舎を取り壊しして移転するので、現在の場所での最後の卒園式。 17名の卒園生です。
土浦幼稚園の歴史は古く、開園は明治18(1885)年、126年の歴史があります。
茨城県で一番古く、日本でも7番目の古さで、当時の様子をうかがう事が出来るできる幼稚園の写真や当時の木の玩具などの資料も現存していて、土浦市博物館で預かっていただいています。
その歴史や卒園生の思い出を考えると場所の移転に複雑な思いもあります。
せめて何らかの形でその歴史と思い出を残したい。
市の対応は現在の場所に石碑と銅板で歴史が刻まれるというもの。それだけではひどい。
新しい土浦小学校中の、現在の土浦幼稚園がある場所あたりに、土浦市博物館に預かっていただいている当時の写真や木の玩具などを展示する場所を作って欲しい、と市にかけあってますが反応はいまひとつです。
次の時代を担う子供たちにこそ、こうした歴史を引き継がなくていけないと思います。
歴史や伝統を守り、伝えるべき教育の原点を忘れている教育委員会の実態を見ているようですな。
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