2013年5月31日金曜日

ローリングストック

28日に内閣府の作業部会が南海トラフ巨大地震対策の最終報告を発表しましたが、そのなかで発生後の被害を抑えるために1週間分の水や食料の備蓄を求めています。
1週間分の目安として水は大人1人あたり一日およそ3リットルで21リットル。2リットルのペットボトルで約10本分。これが家族の人数分。食料や電池、懐中電灯、毛布、衣類など生活用品を加えると、相当な量になりますね。
市でも避難所となる各小中学校に防災倉庫(飲料水・食料・資機材などを保管する倉庫)を設置して、乾パンやミネラルウォーター、発電機・濾水機・担架・簡易トイレなどの資機材、毛布などの生活必需品の備品充実に努めていますが、家庭で1週間分を備蓄しておくというのは難しいと感じる方も多いと思います。

水や食料を一度に買い置きしても、賞味期限もありますし、保管場所も大変ですね。
そこで、「ローリングストック」というやりかたもあるそうです。
買い置きではなく、普段買うものを多めに買っておくという方法。
お米や乾麺、パスタ、缶詰、インスタント食品、レトルト食品、お菓子など、通常の買い物のときに倍の量を購入します。普段の生活で使いながら、半分になった時点で同じ量だけまた購入して一定量を保ちます。これだと賞味期限切れなどで無駄にしないで無理なく備蓄しておくことができそうですね。

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