2013年7月8日月曜日

選挙権の回復

参議院選挙が4日に公示されました。
初のネット選挙なんて言われてますが、もうひとつ大切なこと。
今回の参院選から約13万6千人(昨年末時点)の方の選挙権が回復します。これまで成年後見人が付くと選挙権を失っていた障害を持つ方です。改正公選法は5月の参院本会議で可決、成立し今回の参院選から適用されます。

成年被後見人の選挙権をめぐっては、東京地裁が3月に公選法の規定を「憲法が保障する選挙権の制限は原則として許されない」とし、違憲で無効だと判断しました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この訴訟は牛久市にお住いの方が起こしたものです。
実は裁判はまだ続く見通しなのですが、
「さまざまなハンディキャップを負う多数の国民も、わが国の主権者であることはいうまでもない」
「どうぞ選挙権を行使して、社会に参加してください。堂々と胸を張って生きてください」
という裁判官の言葉に胸が熱くなりました。



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