2015年4月17日金曜日

ジーンバンク事業




茨城県庁脇には見事な桜があります。
茨城県庁は林木育種センターが多賀郡十王町(現在は日立市)に移転し、その跡地に建設されたので、古い樹木ものこっています。
先日真鍋の桜の組織培養に成功したという話題をご紹介しましたが、林木育種センターでは絶滅の危機に瀕している天然記念物や巨樹・巨木などの林木の遺伝資源の増殖・保存を行う「農林水産省ジーンバンク事業」を昭和60年から行っています。
平成13年度からは、林木育種センターの「林木のジーンバンク事業」として実施しています。
平成15年からは「林木遺伝子銀行110番」という、天然記念物等の後継樹(クローン苗木)を増殖してほしいという要請に応えて、無料で増殖し後継樹として里帰りを行っています。福島県会津坂下町指定天然記念物の「杉の糸桜」の後継樹の苗木が「杉の糸桜祭り」の開催に合わせて、4月 25日に里帰りします。

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